乳幼児の肌はとてもデリケートな為、アレルギーがなくても、ちょ っとした刺激で反応する場合もあります。乳幼児の肌の状態は、赤ちゃんの健康状態を良 く表しているので、日ごろから肌の状態に注意を払う必要があります。
アトピー性皮膚炎の場合、脂漏性湿疹と症状が似ていて、ひじや足 首などの関節部分に湿疹や炎症が起こりやすく、耳のつけ根がただれて切れたような状態 になってしまうという特徴があります。
アトピー性皮膚炎は、もともと子どもに多い皮膚疾患で、肌に湿疹 が生じて強いかゆみが起こります。アトピー性皮膚炎の症状は年齢によって異なる事が特 徴です。これは、皮脂の量に関係している為で、年齢によって皮脂の分泌は増減し、生後 から1才ごろまでの乳児は、皮脂の分泌が不安定で意外と皮脂が多く、顔や頭などにジク ジクとした湿疹が生じます。脂漏性湿疹の症状とよく似ていますが、アトピー性皮膚炎の 場合は、顔以外にひじや足首といった関節の部分に湿疹が出るのが特徴的です。また季節 も関係しており、夏場は汗の影響あって特に悪化しやすく、皮膚が化膿してジクジクしや すく、冬場は空気が乾燥しているので、肌も余計にカサカサしかゆみが強くなります。
一般的にアトピー性皮膚炎は1才になる前に発症し、0~1才の子供 は食物アレルギーによって、症状が悪化します。原因になる食物は、0才の乳幼児では卵 や牛乳が多いです。ただし、食物アレルギーがあっても、アトピー性皮膚炎であるとは限 らず、食物アレルギーと勘違いして、乳幼児が栄養不足にならないよう医師に相談しまし ょう。