アトピー性皮膚炎は、以前まで子供の病気で、成長とともに改善さ れると考えられていました。近年は、青年期や成人後に症状が出る場合もあり、成人して いるから大丈夫であるという事はありません。青年期以降のアトピー性皮膚炎の症状は、 再び顔面や四肢、胴体に湿疹が現れます。成人してからは、塗り薬で多少よくなることは あっても、継続して塗っていないと悪化の原因る為、ステロイド系の薬が使用される事に なります。
成人のアトピー性皮膚炎の症状の特徴は、顔面に湿疹が出来るとな おりにくい事です。これは、特に女性の場合原因として、化粧品で皮膚に直接化学物質を 塗りつけている事が影響しており、荒れた皮膚を隠そうとして化粧を塗りたくってしまう ために、化学物質が悪化を招き、また精神的影響も大きいと言われています。他にも、長 年浴びてきた日光の影響もあると考えられています。
成人になると、湿疹のための色素沈着が起こりやすく、ステロイド の使用に関係なく、皮膚が黒ずんでしまう傾向があります。特に、衣類による衣擦れで皮 膚が刺激されやすい首周りは、汗の影響も強く色素沈着がよく見られます。
加齢によって、皮膚が作られにくくなっている事や、メラニンの生 成が子供に比べて活発な為、肌の黒ずみが起こると考えられます。
また、成人期は仕事も症状に影響してきます。主婦の場合は、家事 等の影響で手湿疹が多く、美容師や調理師なども、手にアトピー性皮膚炎の症状が出やす いです。