アレルギーは子どもに遺伝すると良く言われ、その確率は両親ともにアレルギー体質だと約50%、片方がアレルギー体質の場合約30%遺伝すると言われています。また、両親はアレルギー体質ではなくとも、子供がアレルギー体質である場合は約10%と言われ、アレルギーが遺伝によって引き起こされる確率はかなり高いと言われています。
特に、アレルギーの中でも遺伝性が強いと言われるアトピーは、両親共にアトピー体質の場合50~75% の高い確率で子供に影響があると言われています。また、両親共にアトピー体質ではなくても、兄弟にアトピー体質がいる場合、30%の確立で他の兄弟にも影響がある事がわかっており、アレルギーは家族性が非常に高い事がわかります。
ただし、100%遺伝するわけではなく、両親がアレルギー体質でも子供に影響しない場合もあります。アトピーやアレルギーは遺伝しますが、必ず遺伝するわけではなく、これはアトピーやアレルギーに関与する遺伝子が1つではない事を示しています。
アトピーになりやすい人は、他のアレルギーになった事があったり、家族の中にアレルギー体質の人がいる人はなりやすいと考えられています。血液中にIgEという免疫グロブリンが多いと、アトピー体質の可能性が高いと言われており、これは遺伝すると考えられています。アレルギーの原因は、遺伝以外にも環境的要因も大きく、花粉の量が多い時に生まれた子供は、花粉症になりやすいと言われています。